林由紀子　プシュケの震える翅

『ペルセポネー 回帰する植物の時間 1997-2019』

林由紀子　第二作品集が完成、発行となりました。
以下、版元レイミアプレスの出版案内です。　管理人

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林由紀子 第2作品集
『ペルセポネー　回帰する植物の時間 1997-2019』
出　版　案　内

新型コロナ禍の中、お元気でお過ごしのことと思います。
また、いつもレイミア プレスの書籍をご購入いただき、誠に有り難うございます。
10年前の2010年7月1日に林由紀子さんの東京での初個展が
高輪の啓祐堂ギャラリーで開催されました。
この初個展を記念してレイミア プレスでは、沢山の方々のご協力をいただきながら
『林由紀子 銅版蔵書票集 「プシュケの震える翅」』を出版いたしました。
あれから早や10年の月日が流れました。
林さんはこの10年で多くの素敵な蔵書票、銅版画、鉛筆画、ペン画を精力的に制作しました。
皆さまにおかれましては、個展やグループ展で作品をご覧になったことと思います。

この10年に制作された作品だけではなく、
『プシュケの震える翅』掲載のすべての蔵書票をカラーで再録した第2作品集
『ペルセポネー 回帰する植物の時間』を新たに発行いたします。
林さんが1997年から2019年までに制作した蔵書票（154点）、銅版画（71点）、
鉛筆画・ペン画（32点）のほか、イタリア製の手漉きノートに描かれた植物画を
全ページカラー印刷で掲載しています。
本書の記事は和文、英文併記となっています。

この他、A版（特装版）とC版（未綴じ版）には本書の印刷後、
展覧会のために制作された作品を含む約60点の銅版画・鉛筆画・ペン画を別刷りしたページを
巻末に追加しています。
　なお、翻訳は阪本政仁さん、印刷は中野コロタイプ、
製本・製函・箔押し・A版用マーブル紙制作は恩田則保さんです。
恩田さんは帳簿造り３代目職人です。

目次は以下のとおりです。
　訪れるもの / 林由紀子
　蔵書票　1997-2019
　銅版画　2002-2019
　鉛筆画・ペン画　2006-2019
　手漉き紙のノートから
　『ペルセポネー　回帰する植物の時間』に寄せて
　　・ビュランの薔薇 / 伊豫田晃一
　　・刻線に揺れる「凜」/ 栁原翔
　　・わたしの薔薇 / 林由紀子
　　・本の絵を描く人になりたい / 林由紀子
　資料
　　・作品リスト　／　・活動年譜　／　・書影　


2020年7月

レイミア プレス　江副章之介



夜明けに開く薔薇　（銅版画・手彩色　2015年）

林由紀子公認ファンサイト
『プシュケの震える翅』

本日このあとの
『ペルセポネー　回帰する植物の時間』が最終記事となります。

今までのご愛読に心より御礼申し上げます。

ファンサイトとしてのブログはここで閉じますが
管理人である私が林由紀子さんのファンであることは
一生変わりません。

新しい記事の投稿はなくなりますが
このサイトは継続管理します。

美しいものが好きな方たちの楽しみとして
また、林由紀子資料として・・・
今後もお役に立てれば幸いです。

ありがとうございました。

The Librarian of the Hall of Rose




薔薇の館の司書

Princes Salome's rose



王女サロメの薔薇

Golden stamina falling around a nap



午睡に降る黄金の蕊